でゅら~の暇つぶし

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【ライブレポ】SUOMI FEAST 2019 (2019.05.25)



タイトル:
  Suomi Feast 2019 (2019.05.25)
開催場所:
  赤羽レニー・アルファ
公演時間:
  開場 / 16:30 , 開演 / 17:00 , 終演 / 22:15

SETLIST
Thy Row
  01. Hidebound
  02. Just Fine
  03. Unchained
  04. Beyond Reason
  05. Road Goes On
  06. The Round
  07. Blue Blood (X Japan Cover)
  
Oceanhoarse
  01. Feed the Sirens
  02. Fading Neons
  03. Death Row Center
  04. The Intruder
  05. Waves
  06. Bass Solo
  07. The Oceanhoarse

Bloodred Hourglass
  01. Quiet Complaint
  02. Six Feet Savior
  03. Valkyrie
  04. We Form the Broken
  05. Waves of Black
  06. The Last of Us
  07. Where the Sinners Crawl

Swallow the Sun
  01. When a Shadow Is Forced Into the Light
  02. Firelights
  03. Cathedral Walls
  04. New Moon
  05. Stone Wings
  06. Deadly Nightshade
  07. Swallow (Horror Pt.1)

Beast in Black
  Intro.
  01. Cry out for a Hero
  02. Unlimited Sin
  03. Beast in Black
  04. Eternal Fire
  05. This Is War
  06. The Fifth Angel
  07. True Believer
  08. Heart of Steel
  09. Born Again
  10. Repentless
  11. Ghost in the Rain
  12. Die by the Blade
  13. Zodd the Immortal
  14. Crazy, Mad, Insane
  15. Sweet True Lies
  16. From Hell with Love
-enc-
  17. No Surrender
  18. Blind and Frozen
  19. End of the World
  Outro: No Easy Way Out (Robert Tepper Song)




 初夏の HR/HM 系音楽フェス 「Suomi Feast」 だよ。
 Suomi というのは、フィンランド語で「フィンランド民族」を指す言葉なので、その名のとおりフィンランドのバンドが終結したイベントになっているよ。

 本イベントは、アフター・ショウも含め、東京・大阪で 4公演 8バンドが競演する、結構大き目のイベント。
 ヘッドライナーには、同イベントに去年も出演し、大好評だった Beast in Black を迎えての開催!発表当初より話題になっていたよね。

 前評判から高かったので、本公演の盛り上がりも凄かったよ。


Thy Row

 Mikael Salo による日本語でのMCも流暢で、一気にウェルカム・ムードが高まる。
 洋楽というよりは、邦楽のテイストも感じるハード・ロックでとてもよかったよ。
 また、楽器隊の方も、演奏はもちろんフォーメーションなど見せ方にもこだわりがあってよかった!
 最後は、X JapanBlue Blood」 を原詞カバー!


Oceanhoarse

 音圧、ディストーションが増し、一気にメタル感が前面にでてきたステージだった。
 このバンドは、解散した Amoral のギタリスト Ben Varon がいるんだよね。当時から凄いギタリストで、その後、気になっていた方も多かったんじゃないかな。このステージでも、相変わらずのテクニックでステージを盛り上げてくれたよ。
 また、Joonas Kosonen のパワフルな歌唱もかっこよかった!なんていうか、耳から聞こえるっていうよりは、体に浴びるって感じだったよ。
 まだ、シングルしかだしていないバンドみたいだから、フルセットのライブができるようになるには、多少時間がかかるかもしれないけど、今後もチェックしていきたいね。


Bloodred Hourglass

 日本盤リリースもしている Bloodred Hourglass 、待望の来日!
 邦デビューとなった前作 「HEAL」 を中心にしたセットリストで、なんと、6月に発売を控えた新譜 「Godsend」 から 05. を含む全 7曲のセット。
 メロデスの系統としては、CoB のような派手さこそ無いものの、憂いを帯びた美しいメロディが素晴らしいね。
 短いながらも、期待にはしっかり応え、上々の初来日公演となった。


Swallow the Sun
 
 ドゥームなこともあり、今日の出演バンドの中では、異質であったと思う。
 しかし、開演すると、会場はすっかり Swallow the Sun の放つ世界観一色となった。
 ストーリー性が高く、ドラマチックに展開する楽曲は、つねに緊張感があり、息もつかせないほど。
 これほどのバンドはそうないので、ドゥーム、ゴシックなどが好きな方は、一度音源をチェックしてみてほしい。


Beast in Black

 ヘッドライナー昇格を果たし、2年連続で来日となる Beast in Black!さらにまさかのフルセット!
 これで盛り上がらないわけないんだよなあ。
 01. はイントロからシンガロングの声あがってたし、〜04. への流れは、混然一体となった凄まじいエネルギーの爆発があった!
 曲的には、日本のマンガ、アニメがモチーフになっている曲も多く、漠然と単語を聴いただけでも、世界観をイメージしやすいよね。
 この公演では、13. が日本初お披露目ということもあり、かなりのプレミア感があった。

 初来日、そしてこの公演を観た方なら、最早、新時代のメタル・ヒーローといっても過言でないことに、納得していただけるだろう。